茅野市、富士見町との堺にほど近い林の中にひっそりと佇むカフェです。
サンロクカフェのHPはこちらhttp://sanrokucafe.com/newsinfo/184/
石窯で焼く本格的なピザが自慢のカフェです。
メイン道路に面してカフェ。カフェからは住宅の生活感を感じないように、別棟で住宅部分を計画しています。
既存の雑木林の木を極力伐採せずに、カフェ、住宅、駐車場を配置しています。
駐車場にはウッドチップを敷き詰め、屋外テラスに向かってアプローチします。
外壁は、カラマツ板を鋸で引いただけの粗削りの板をそのまま桟で留め付けただけの簡素な仕上げです。
緩やかな斜面で諏訪湖方面に向かうテラスからは、諏訪の街の夜景が綺麗です。
カフェの内装は、針葉樹合板の天井と壁に、ヒノキの粗削りの板を張っています。ところどころの白い壁は。オーナー自らが左官作業で仕上げました。
明るい大きな窓がテラスに面して、テラスの庇が屋内への直射日光をさえぎって柔らかな光がカフェに廻ります。
カウンター席では、夜のバー営業。ヒノキの小径木の寄木のカウンターが、カジュアルな雰囲気をつくります。
デシャップもカラマツ板の造作家具。木肌を柔らかく見せる塗装は、白色の浸透性着色オイル。
別棟の住宅も、針葉樹合板のラフなインテリアです。
リビングの外にも、広葉樹の林が拡がります。