善光寺街道、出川宿の間口7間・奥行き20間の敷地に建つ2世帯住宅です。
街道に面して深い軒の端正な外観です。
敷地に古くからある土蔵を残し、通り庭の突き当たりに土蔵に面した中庭を計画しました。
ダイニングから中庭を望む。ご両親の茶の間に面した窓の外には縁側を配しています。
ダイニングは吹抜けのリビングに連続します。
ダイニングの反対側には、小上がりの6畳客間。
テレビや本、その他色々な物を飾る大きな造り付けの棚が、吹抜けに面して存在感です。
2階からの吹抜けの見下ろし。
子供部屋は、棚や建具で間仕切ります。
天井を低く抑えた子供部屋からは、屋上バルコニーが繋がります。
低い天井が建物の距離感を増幅します。