安曇野市豊科の田園風景が広がるのびのびとした敷地に建設した、木造平屋の住宅です。
主な空間を形作る土壁風の左官塗りで仕上げ片流れ屋根でデザインした部分と、エントランスや屋外作業場の下屋で構成しています。]
建物の南東の角にはガラス屋根の付いた屋外テラスを設置して、屋外とインテリアの接点となっています。
室内は片流れの屋根の空間をそのまま表現しています。ダイニングからはガラス屋根のテラスに繋がります。
リビングコーナーとダイニングは、対角線上にそれぞれのコーナーをとりながら連続しています。リビングコーナーの一角には、まきストーブを設置しています。
子供部屋も片流れのこう配屋根のインテリアで、子供が傷をつけたり汚したりを気にしなくて済むように、シナ合板の壁で仕上げています。
水回りは、既製品やオリジナル家具を組み合わせて、簡素に設えています。壁は手入れのしやすい防カビ、防汚加工のビニールクロス、床は水に強いコルクタイルで仕上げています。
水回りの上部は、ロフト収納になっています。アウトドア用品などを収納しています。
ダイニングが生活の中心です。南側の窓際には、勉強コーナーの作り付けの机、右手の壁には、本やランドセルを収納できる作り付けの棚を設置して、家族の生活がダイニングを中心にして営まれます。
夕景
夕方のテラスから、ダイニングを望む。